テクニカルダイビングにチャレンジ

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最先端の特別な機材を装備して、探検の世界に挑むのがテクニカルダイビングです。深度と水圧は従来のスクーバダイビングよりも高く、減圧や混合ガスの使用などもあるためリスクを理解して始める必要があります。
テクニカルダイビングに初めて挑む人にオススメのコースはカバーンです。カバーンは洞窟など、頭の上が塞がれた環境下での基礎的なダイビングです。深い水深に潜ったり、本格的な水中探検を目指したりする人ははここから始めなければなりません。テクニカルダイビングを指導している多くのスクールに、カバーンに類するコースがあります。

まず安全確保の必需品であるリールの使い方を学びます。その内容はたとえば、岩などに固定する方法や出口を示すラインアローの付け方です。次にダイビング中の合理的な姿勢や、バディーとタッチコンタクトで意思疎通を図る方法を学習します。これを身につけなければ、光が弱いところでの安全な潜水は不可能です。そしてロープやバディーを見失った場合の対処法も学びます。

これらの内容は陸上での学科実習を行ったあと、海に作った模擬洞窟を使って指導されることが多いです。なお指導内容は学習者の経験や能力により、変わることがあります。

カバーンの内容が身についたら、Wタンクを使用した潜水の指導が受けられます。まず陸上でWタンクを組み立て装備する方法をマスターします。それができたら、フル装備をした状態で体を動かすトレーニングをします。特に重要なのが中性浮力練習で、テクニカルダイビングの世界においても大切な技術となります。中性浮力とは浮きもせず、沈みのしない状態のことで、呼吸のコントロールがひとつのカギです。
Wタンクはシングルタンクよりも優れた安定感があるものの、重いです。またフィーリングで浮力調整をすることが難しいため、きっちりと学習することが不可欠です。慣れるまでは水中で踊る事態に陥りがちですが、長く潜れるWタンク操作をマスターすることが大きな前進となります。

Wタンクとの付き合い方を学んだら、洞窟に進入するための技術と知識を身につけることが必要になります。これまでマスターしたことを組み合わせて、進入に欠くことのできない体とWタンクの使い方を学習します。これができるようになると、もう洞窟に潜ってみたい衝動に駆られます。他にも計画立案やトラブルシューティングの指導を受ければ、簡単な洞窟に挑戦できるようになります。
ここまで説明したのは、多くの人が最初に挑戦する洞窟系のコースです。これら以外にも深く潜るための、減圧やヘリウムガス使用などの技術があります。

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